よく道端で見かける苔の代表としてギンゴケがあります。
これですね。ギンゴケ。よく見るでしょ。もわもわっとした苔。
よく道路わきに生えてるのがギンゴケです。
比較的よく見るので使いやすいと思いきや、意外と環境の変化に敏感だったりします。そんなギンゴケを今回ご紹介します。
ギンゴケの特徴
過酷な環境を生き抜くだけあって乾燥や大気汚染にも非常に強い特徴をもっています。
乾燥には強いので、簡単に育てられると思いがちですが、光ることで水分の蒸発を押さえているので、真夏の直射日光が当たるような過酷な環境に生息するギンゴケなどにとっては過剰な光は光合成の阻害にも繋がってしまうためにあえてそのような防衛手段を取り入れているのです。
これは紫外線から身を守る手段なのかもしれません。
ギンゴケの育て方
ギンゴケを上手に育てるコツは湿度が高くなり過ぎないように通気性を確保しながら、たっぷりの光を当ててあげることです。
なので室内での苔ボトルなどでは育てにくい苔と言えるのと、他の苔と一緒に育てるにはちょっと不向きかもしれません。苔盆栽などで太陽の光がしっかり当たる場所においてあげるのが、ギンゴケを上手に育てるコツといえます。
苔テラリウムでギンゴケを使う時の注意
苔テラリウムでギンゴケを使う際には先ほども書いたように、室内では難しいかもしれません。
そして、日光を好むので日当たりが良い場所でないと、うまく育ちません。
苔テラリウムにする際には、塊のまま土の上に乗せる方法が一番簡単ですし、ギンゴケだけ単体で苔テラリウムにすることが必要になっていきます。
正直なところ、苔テラリウムには不向きだと思われます。
イモリウムでギンゴケを使う時の注意
乾燥に強く光がないとダメなギンゴケ。イモリウムでもダメかと思いきや、照明が思いっきり当たるところや、側面の乾いたところでは今のところ大丈夫そうです。
苔テラリウムではだめでも、意外とこんなところでギンゴケが生きるなんて思ってもみませんでした。
今後どうなるか楽しみです。
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
苔テラリウムの作り方はこちらで解説しております⇒苔テラリウムの作り方